シンゴジラ キャスト 自衛隊

特撮ってさ、ビルが倒壊して人が逃げ惑うシーンってあんま撮影されないよな。 シンゴジラで市民が映らない映らないと不満持ってる人って、ああいう特撮感がそもそも受け入れられな... 「ビルの倒壊で」逃げ惑うシーンは難しいから少ないのだろうけど、怪獣に殺されたり逃げ惑うシーンがみたいなら平成ガメラの2,3を見てくれ。, 劇場版感想の「ガルパンはいいぞ」に、あんなののどこが良いかわからないと噛み付く人、みたいな。, >小・トラブル⇒まやかしの勝利⇒喪失⇒大・トラブルの解決 ハリウッド式の15分シークエンスに従う必要ないんじゃない?, ちょっといいこと言ってるような気がするんだけど長すぎて読めない。冒頭に要約を掲げてくれんかな。, こういう風にあーだこーだとどっかで聞いたような解釈が並ぶのは20年前に流行った衒学って感じがする。 さっさと誰かまとめあげて謎解き本ださないかな。. 厚生労働省官僚:津田寛治, 外務省官僚:神尾佑 大林丈史 シン・ゴジラのレビュー、肯定派も否定派もたくさん見てきたけど、レビューって本当に自分の内面の表出だなって思うわ。 この人は自分の中の自分にとってこれはこうあるべしとい... http://anond.hatelabo.jp/20160804171358 自称「中二病を脱した23歳増田」に乗っかる感じでシンゴジラ批判エントリーを書きたくなったおっさんです。 (あたしも10年前の20代の頃はてな... 23歳の奴もそうだけどマジで長い。あと読みづらい。はてな記法*使って見出しつけるか、冒頭に要約載せるかしてくれ。. 【ネタバレ】シン・ゴジラのフクイチ批判は表面的でしかなく日本神話的解釈が正しいとおもう理由とについて. 「シン・ゴジラ」で、ゴジラの口に凝固剤流し込む作戦を、安易に「特攻」と呼ぶ人がいるみたいだ。たとえばhttp://anond.hatelabo.jp/20160806000729 だがそれは違うと思う。「特攻」というのは... そもそもコンクリートポンプ車は遠隔操縦だから特攻ですらないだろ。 タンクを繋ぎかえる作業だけ人力が必要で、そのタンクがゴジラにやられてる描写はあったが。, 要するにショベルカーに搭乗してゴジラに突っ込めって作戦を空母に特攻する以上にムチャクチャ作戦だと思わない?特攻じゃなくて特攻より酷いと勘違いしてる?, http://anond.hatelabo.jp/20160806000729 そもそも特攻じゃないだろ派 をなんで無視するのかな?. 保守第一党政調副会長: 松尾諭 Copyright (C) 2001-2020 hatena. 東京都副知事:藤木孝 マフィア梶田 横光克彦, 鬼滅フィーバー!「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」の劇場チケットが予約サイトで早くも入手困難に!?, 世界最大級!実物大のゴジラ・アトラクション『ゴジラ迎撃作戦』が淡路島テーマパーク「ニジゲンノモリ」に10月10日グランドオープン!. 警察庁刑事局局長:モロ師岡 長谷川博己:内閣官房副長官(矢口蘭堂役) 先日、やっと「シン・ゴジラ」を観に行くことができました。 シン・ゴジラは、日本のゴジラシリーズとしては通算29作目に当たる作品です。 『シン・ゴジラ』は、2016年(平成28年)7月29日公開の日本映画。総監督・脚本は庵野秀明、監督・特技監督は樋口真嗣、主演は長谷川博己。 ※引用:ヤフーニューススポーツ報知, 小池百合子さんのクレジットは、どちらかといえばエンドロールの最後の方になるのですが、その他大勢の中に入っていますので、見逃している人は多いと思います。, 来年DVDで見る方は、現在の防衛大臣である稲田朋美さんを思い出すのかもしれませんね。, きっかけは、8月初め頃放送された「ザ・ボイス そこまで言うか」だったのですが、登場するコメンテーターの方々がこぞってシン・ゴジラを絶賛するんですよね。, 私が聞いたのは、潮匡人さん、高橋洋一さん、上念司さんのお三方だったのですが、一様にゴジラ以外のリアルさは半端ないとのこと。, 特に会議の招集や進め方、官邸の雰囲気、自衛隊の防衛出動に至る法的な手続きや伝言ゲームなどについては秀逸で、かなりのリアリティがあるとのことでした。. 【FX】−100万円以上あった生涯収支損益(涙)が、ようやくプラス域まで到達しました! | オフィス☆トレード. 長々と語る前にまずお前にとっての右左の定義をはっきりさせろ 基本的なのにあまりにもないがしろにされすぎてて、いつも気持ち悪いんだよ はてさとかネトウヨとかわかったようにつ... シン・ゴジラは「みんなの見たかった福島原発問題」だよね、とは思った 主語でか過ぎというなら「俺らの見たかった」……「オタクの見たかった」……完璧には「私が見たかった福島... http://anond.hatelabo.jp/20160805000418 映画だからご都合主義で成功したけどさ、ヤシオリ作戦ておなじみの官製爆死プロジェクトだろ。 血友病なんかで使う血液凝固因子は口から投与しても効か... どこまでリアリティを追及するかの問題で、いろんな意見があっていいと思う。 が、あれは先に、①福島第一原発のコンクリート注入を模して、かつ、②ヤマタノオロチの伝承に則って... だからヤシオリ作戦が口から凝固材飲ませるのは口が排熱孔となってる部分なので、それに凝固材を入れて塞ぐ(冷却する)って意味なんだ定期. 農林水産大臣:平泉成 東京都知事:光石研 警察庁長官官房長:古田新太 シン・ゴジラのキャストとクレバの役柄! シン・ゴジラの豪華キャストをご覧ください。 328人の総勢のキャストから主な出演者を紹介します。 この中に クレバ(kreva)さんが隠れてます ので、見つけてくださいね。. 外務省官僚:嶋田久作 ※画像引用:ウィキペディア, 「シン・ゴジラ」の名前の由来ですが、総監督で脚本担当の庵野秀明(あんのひであき)氏が命名したそうで、冒頭の「シン」には「新」「真」「神」などの意味が含まれているそうです。, 庵野監督はエヴァンゲリオンの原作・脚本・監督で有名ですが、このシン・ゴジラには、エヴァンゲリオンのテーマ曲が、いくつものアレンジで随所に散りばめられています。, 私はガチガチのエヴァファンではありませんが、それでもこのシン・ゴジラとエヴァンゲリオンの共通点はいくつか見て取れました。, ネタバレは避けますが、例えばゴジラと使徒は共に神的存在になっているとか、ゴジラは何度か形を変えるのですが、その中で使徒と似ている形態があったり、作戦名が「ヤシオリ作戦」(エヴァンゲリオンではヤシマ作戦)とか、その他色々…。, その他面白い話では、シン・ゴジラに登場する防衛大臣は花森麗子(余貴美子)という女性なのですが、最後のエンドロールには、取材協力として「小池百合子」の名前が入ってるんですね。, 小池さんは短い間でしたが(2007年7月4日から同年8月27日まで)、防衛大臣を務められたことがあったので、その実績もあってのことなのでしょうか。, そのため、シン・ゴジラに登場する余貴美子さん演じる防衛大臣のモデルは、小池百合子さんだとも噂されていますが、観ていて納得でした。, 9月2日のスポーツ報知に小池さんがシン・ゴジラについて語っていた記事がありましたので、下記に引用してみます。, 公開中の映画「シン・ゴジラ」(庵野秀明総監督)に登場する女性防衛大臣(余貴美子)が、小池氏がモデルだと石破茂元防衛相が発言していることについて 「残念ながら拝見しておりません。モデルは小池じゃないかと言われてますので、ぜひ見に行きたい」と話した。, 防衛省の実態について「庵野監督に事前に相談 を受けまして」と明かし、その際に「ぜひ電線をゴジラが取るのをやめてほしい」と言ったんですが、「あれはゴジラの大好物なので」と断られた秘話も語っ た。 文部科学大臣:手塚とおる ©Copyright2020 こどもいろ.com.All Rights Reserved. 原知佐子 んで読んで思ったんだけど、増田の言ってることってやっぱ違うよ。だってシン・ゴジラって別に、(福島第一原発を題... いや、原発という「政治的」で重いテーマなんだから、それ相応に批評(≒告発)性のある描写をやってしかるべきでしょ。「みんなで乗り切ろう」じゃ批評性ゼロの"JAP慰撫史観"じゃん。, 福島第一原発でも特攻すべきだった、って話がそもそもわかんなくて、特攻しても改善の見込みはなかったよね?. 映画「シン・ゴジラ 」ネタバレあらすじとラストまでの結末・動画やみんなの感想を掲載。起承転結でわかりやすく徹底解説しています。シン・ゴジラ のストーリーの結末・感想や感想を含んでいるので、観ていない方はご注意ください。この映画のカテゴリーは sf映画 です。 小林隆 そうそう、福一はろくに収束させられなかったのに、これが日本の希望だとか言ってる人は何を言ってるんだ感ある。 ゴジラが現実福一モチーフなら虚構なのは日本の描写だろ。 人間を... 多分、シンゴジラ凍結は炉の冷温停止に該当してるのだと思った。 凍土壁はべつに原子炉全体を凍結するような話ではないし、 そもそも極微量の汚染拡大は誤差のようなものでしょ。. 内閣危機管理監:渡辺哲, 防災課局長:諏訪太朗 粟根まこと Copyright© 映画「シン・ゴジラ」主要キャスト一覧 【 キャスト 】 矢口蘭堂(内閣官房副長官):長谷川博己 カヨコ・アン・パタースン(米国大統領特使):石原さとみ 赤坂秀樹(内閣総理大臣補佐官):竹野内豊 内閣総理大臣:大杉漣 内閣官房長官:柄本明 内閣官房副長官秘書官:高良健吾 何がスターリンですよ。 だ、本案が駄目だった時の為に予備案を用意しておくなんて当たり前。 スターリンも糞もない 仮想戦記は当時の状況でどうやったら勝つ事が出来たかを考察す... 防衛省や自衛隊と話し合いながら脚本書いていったって事なんだけど 政治的意志表明って「自衛隊がそう言うので」とでも言って欲しいのか?. All Rights Reserved. 消防庁危機管理担当要員:阿部翔平 国土交通大臣:矢島健一, 総務大臣:浜田晃 政府は緊急対策本部を設置し、自衛隊 ... 』や『下町ロケット』を髣髴とさせる警察内部の確執を描いた重厚な刑事ドラマだが、キャスト は本作の主演を務めた長谷川博己をはじめとして、シン・ゴジラ関連の人物が多数起用されている。特に市川実日子の配役には、ニヤリとさせられた人も多 防衛大臣:余貴美子 自衛隊員:ピエール瀧 まえがき シン・ゴジラの作戦名どっかできいたことあるけどなんだっけとおもって、でもしらべるのめんどうで放置していたら、ちょうど今読んでいる龍の起源(https://www.amazon.co.jp/龍... 面白そうなんだけど、長いし読みづらいしで読めない。 冒頭に要約載せるか、はてな記法*使って見出し付けてくれねぇかな。. 当ブログの管理人ヒロアキは障害児2人の父親である。子どもの障害が悪化したのを機にサラリーマンを退職。父の死、母の認知症、家内との軋轢(?)を前に、より良い生活を送る工夫を日々模索中。パソコンやネットスキルが低いのが悩み。。, 「わたしを離さないで」は実話?映画のあらすじと感想(ネタバレなし)~ノーベル賞作家カズオ・イシグロ原作. 2020 All Rights Reserved. (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 『シン・ゴジラ』は、2016年(平成28年)7月29日公開の日本映画。総監督・脚本は庵野秀明、監督・特技監督は樋口真嗣、主演は長谷川博己。東宝製作のゴジラシリーズの第29作であり、『ゴジラ FINAL WARS』以来約12年ぶりの日本製作のゴジラ映画である。by Wikipedia, 8月は何かと忙しくて、もう映画館では観れないかなと思ったのですが、なんとか念願が叶いました。, ゴジラを倒す作戦には少し無理があったようにも思えましたが、それを差し引いても前半の1時間ちょっとまでの、ゴジラ攻撃に至るまでの緊張感はこたえられないものがあって、それだけでも十分見る価値があったように思います。, 昔の特撮だったら、ゴジラを倒すために簡単に攻撃指令を出すと思うのですが、この映画では、周辺住民への影響、放射能漏れをどうやって国民に伝えるのか、避難指示の方法、法的に自衛隊の出動はどうなのかなど、決め事がたくさんあって、そのあたりにとてもリアリティがありました。, このシン・ゴジラはどこに焦点を当てて観るかで、評価が分かれるところだと思いますが、国防という観点から考えた時に、とても考えさせてくれる映画です。, (前列左から)庵野秀明、竹野内豊、長谷川博己、石原さとみ、高良健吾(後列左から)樋口真嗣、尾上克郎、市川実日子、大杉漣、塚本晋也、松尾諭 23歳になってようやく、10歳頃からの慢性的疾患であるところの厨二病が治りかけてきたと思っている。, 2016年6月の終わり頃、Twitterのトレンドに乗じて、「上半期に観た映画ベスト」なるものを自分も投稿したのだが、1位は、「ズートピア」とした。「ディズニーを敢えて1位として褒める、一周回って「アリ」」みたいなひねくれた気持ちでなく、これは純粋に、1位だと思ったからだ。, なので、先日公開された「シン・ゴジラ」も、事前の絶賛感想、また、「庵野…俺の負けだ…」という島本和彦氏のアツいツイートなどを見て、本当に愉しみにしていた。わざわざIMAXの席を取り、また一刻も早く観たいので平日の夜に、そして、若き日の庵野氏が登場する「アオイホノオ」も復習せねば、と息巻いていたくらいである。, という具合に、完全に、自分も、後でツイッターに、「シン・ゴジラ素晴らしかった!!」と書くつもり満々で(観てもないうちから…)、わくわくしていた。, どこもかしこも大絶賛の理由がである。先程の中二病云々の前置きを入れたのは、これは決して、「流行りに反発する俺カッケー」的精神で言っているのではないという但し書きである。, 特に不思議なのは、日頃、人権意識の高かったり、リベラル寄りの人も、「日本の戦い方というのを見せて貰った!!」みたいな論調で褒めていることだ。, 多数の有名人たちが登場する中で主役として据えられているのは、内閣官房副長官である「矢口」(ハセヒロ)という人物である。, 会議会議で誰もビシっと決断出来ない割にはその会議は最初から「想定内」の結論ありきな形式的なものにすぎないという悪しき日本の慣習に侵された人物が多数を占める中、この矢口という人物だけは、最初から、巨大生物の存在(後にゴジラと名付けられる)の可能性を指摘し、会議と、国民の反感や国際社会からの非難を怖れた日和見で政府が迅速な対応が取れなかったことを悔やみ、, 派閥争いとか出世から外れた異端者たちを集めたチームや、石原さとみ演じる米国大統領特使(「意識の高いルー大柴」とか書かれていて笑った)と交渉、根回しすることで、何とか、米国などの言いなりの帰結としての「最終解決法」――「原爆投下」――日本にとっては三度目の――を阻止した上で、ゴジラの被害を食い止めるための解決策へと動く。, これは重大そうで重大でないネタバレだが、私が、ごく少ない素晴しい点だと喜んだのは、中盤あたりで、総理大臣(とその他閣僚数名)が躊躇なくあっけなく死ぬところだ。やな奴だと思っていた総理大臣が、突如矢口に、「君のことは、本当に買っているんだ…」みたいなことを言い始めたり(※補足:これはあくまで死亡フラグの例えで、別に私も劇中で嫌な奴だったとは全然思っていません)、「俺、この戦いが終わったら娘の結婚式に…」みたいな死亡フラグメロドラマもクソもない。あれ、死んだ?程度のタイミングで死ぬ。, 「新しいリーダーがすぐに見つかるのがこの国の良いところだな」という劇中の自虐じみたないしは皮肉めいた台詞にあるように、この全然劇的でない死亡劇は、映画の一つのテーマともリンクしていて、国のトップである総理大臣でさえこの国にとっては唯一無二でないところは、しかしある意味では強みになり得るという着地だ。, 超越的なカリスマ性や能力を持った人物のみの力で成り立っていたり、「その人だけにしか出来ない事」を抱えた人物が各々バラバラにいる組織は、リーダーや、「その人」がいなくなった途端崩壊してしまう。だから、組織や集団の恒久的な存続の為には、「その人だけにしか出来ない事」「その人でなければならないこと」といった唯一無二性を特定の人物に集中させない仕組み作りが重要なのであり、総理大臣が死んでも替わりがいるというのは、逆に言えば、そうした仕組みが機能しているからこそとも言える。, ゆえに本映画や主人公たる矢口は、徹底して「独占」を否定する。まず通常であればフィクションにとってかなり重要と思われる<キャラクター>の独占の否定。総勢300何人だかのキャストということで、ナントカ大臣とかかんとか色々次々に出てくるが、実質的には3つか4つくらいしかキャラクターは存在していない。誰が文部大臣で誰が防衛大臣でというのはこの映画にとってはどうでもいいことで、口調等微妙にキャラ付けされてはいるものの、「大臣」という一つの役割と行動原理と台詞が、10何人に与えられているに過ぎない。(多分普通の映画だったら2、3人にセリフをまとめるはずである), 「はみ出し者の集まり」とされる、ゴジラの正体究明班だってそうで、「学者っぽいないしはオタクっぽい探究心でゴジラについて調べる人たち」という一つの役割を4人くらいで分担しているだけである。(多分これも通常であれば一人にまとめられる), これは、多数の人物たちが台詞を次々に言うことでテンポ感を出すという演出上の意味もあるだろうけれど、「チームで一つの役割」を持つべしという価値観の現れでもあろう。, 更に、情報や知識の独占の否定。矢口は、本来ならば国の重要機密として扱われるであろう、ゴジラの細胞データサンプルなどの情報を様々な機関や国にばらまくことで、問題の早期解決を導く。三人寄れば文殊の知恵、これは自分ないしは自分たちだけが知っていると独占機密化することで情報の価値を上げるよりも、広く共有することでなるたけ沢山の協力を集めた方が得策である、という姿勢だ。, <超越的>存在であるゴジラに対峙した時、この国を救うのは、同じく超越的な存在や飛び道具ではない。目標を同じくする協力集団であり集合的知識であり、つまり<集合>こそが<超越>を「超える」, でもこれって前半あれだけ揶揄していた、「日本には決定を下せる人がいない」っていうのと紙一重であるから前半部の否定と統合性が取れていないし、, むろんこういうのは、思想的な好き嫌い、価値観の問題で、私は所謂ネット上ではブサヨと呼ばれる方の考えに近いから、ともすれば個の否定に繋がるような着地点に、なんだかなーと思ってしまうわけだけれど、問題なのは、というより、問題だと思うのは、「シン・ゴジラ」は、単なる、「集合バンザイ」を主張しているわけではなく、ともすればっていうかともしなくても命に関わる「有事」に遭遇した際について描いているという点である。, 矢口は、一刻も早いゴジラの正体究明に必死になっているチームメンバー達が、カップラーメンのみで食事を済ませ滅多に家に帰らず連日泊まり込み、また帰ったとしても翌朝早く来る様子を見て、満足げに、, とか微笑み(正直、これだけで元・社畜の自分からしてみれば、けっっっっ、って感じなんだけど), っつー半ば特攻精神的とも取れる演説。(でほんとに作戦決行中戦車みたいなのが幾つかバカスカやられているような), そして、国連(だっけか)で決定された、「ゴジラには核落とせ」という判断を、何とか食い止めるための水面下交渉について、アメリカ人(のたぶん偉い人)が発する台詞、, 「まさか日本がこんな狡猾な外交手段を取れるとは、危機は日本でさえ成長させるのかもな」(詳細は違うと思うがこんな感じ), 映画の素晴らしさは「共感」にあるわけではない。だからこれが、「完全なフィクション」であれば、私もうるさく言わない。, ファンタジーであれば――たとえば、『進撃の巨人』での出撃前の演説、「心臓を捧げよ!」は確かにアツいシーンである。, しかし、「シン・ゴジラ」の場合は、完全に、フィクションの世界観にあるフィクションの人物の行動原理として切り離すことはできない。明らかに、現在の日本を物語に取り込みそして、あるべき日本の姿を提示しているものだからである。, もちろん、放っといたらもっと大勢の人が死ぬっていうのは分かるけど、それでいいじゃないか。それでいいというのは大勢の人が死ねばいいということではなく、多くの命が失われるのを防ぐための方法を、という行動原理で十分じゃないか?, それが、いや、登場人物が内閣とか政治家とかだから仕方ないかもしれないが、国のためとか国民のとかこの国はとかやたらと、まあーーーーうっるさい、しつこいのだ。, 国のために個や生活を犠牲にして働くのが美徳で命を落とす覚悟が礼賛されるべきもので、何より、「有事」「危機」こそが、国を成長させる、みたいな価値観?, っていう些か判断や解釈の分かれる思想的な話の他にも、単純にひとつの作品として、映画やプロットの作りとして、鼻につくポイントは少なくないと思う。, これは多くの人が指摘するように、「シン・ゴジラ」の欠点ないしは一部の人にとっては美点の一つは、, 次々に入れ替わり立ち替わり出てくる人物、やたらと専門用語や政治用語を並べ、理解させる気あるのか?というくらい早口の会議、応酬、ゴジラを倒すというよりメインは政治劇, 「会議が冗長でなくムダがない」「予告では、おっさん達がやたらと会議して退屈そうだと思ったがいざ観てみたら会議もっとってなった」という内容の感想をよく目にするが、, 前半部の会議会議会議は勿論、指示手続き実行までのリアリティを出すためとかこれだけのプロセスを踏むことの提示とか必要な部分もあるが、社会的風刺になっているシーンも幾つか存在している。主人公が指示を出すと、「それどこの部署に言ったの?」と返されるタテ割り行政とか、とりあえず識者を集める時間の無駄とか、直前までスーツだったのに記者会見を前にして、総理「防護服を持ってきて」というあざといわざとらしさとか、面白いものもあるけれど、風刺したいなら、別に、それだけで、つまり、そういう戯画化したシーンを見せれば十分ではないか。, が、本作では、<その上で>、また、「この国では~」とかいちいち誰かが台詞で言うのだ。これもしつこい。, 「難しくて分からないだろうな」とは言うが、わざわざ台詞で補足してくれているところも結構あって、中途半端に親切なのである。その半端な親切さが観客の理解を助けるという方向ではなく、「この国ではあの国ではうるせえ!!」って感じに作用している。自分は、筒井康隆なんかが好きなので社会風刺物はむしろ好物な方なのだが、こういう見せ方はぜんぜん、スマートではないように思う。, 物語として分解したときに、小難しい専門用語でなんか凄いものを観た気にさせるないしは(本当はよく分からないが分からないというとバカだと思われるので)褒めておこう!という方向に感想を誘導させる効果しか持っていない。, 小・トラブルとは、物語の世界観を示したり、人物たちの関係性を深めるためにプロット上に用意される障害だが、「根本的に解決されねばならない」問題は別にある。物語として最後に乗り越えるための壁が大・トラブルである。まやかしの勝利、からの喪失とは、今まで向き合ってきた、そして倒して喜んでいた障害が単なる「小・トラブル」で、大・トラブルは別にあることに気付いてしまったり、大・トラブルを解決したないしはできそうだと一旦は歓喜するものの実は全然間違っていたり、, 「シン・ゴジラ」の場合、自衛隊が次々に攻撃することが小・トラブル、そして米軍がやってきてダメージを与えられたように見えるのがまやかしの勝利のように見えるが、そうではない。っていうか見えるがって書いたが見えない。, 突き詰めると日本は最終的に日本が守らなきゃねって映画なんだしっていうのがなかったとしても、, 根本的なプロット上の問題として、主人公矢口とそのチームが、比較的最初の方で、最終的解決方法にほとんど気が付いてしまっているのである。, ゴジラの動力源が核融合であること、そのために生まれる熱を放熱するために冷却が必要なこと、おそらく血液の循環が冷却として作用しているので、血液を固めてしまえば、ゴジラは活動を停止するのでは……, っていうのが主人公サイドから割と早めに示されてしまって当初は矢口プランとか呼ばれている以上、, だから、どんなに自衛隊とか米軍とかミサイルとか出てこようが、それでやっつけられるわけはない。それだと主人公が出てきた意味がない。, 故に、制作者は、その予定調和的思い込みを覆さねばならない。むろん、米軍が出てきて解決しちゃいましたチャンチャンという方向でなく、だ。, というプロット構造に則って言えば、ゆえにこの、当初気付いた解決策は後半部で本来、「覆される」べきなのだ。主人公ないしは主人公サイドは、「解決策」を握り、幾つかの妨害や無理解そのほかに合いながらも、なんとか実行直前ないしは実行に漕ぎつける。やった!!というつかの間の悦びを得るが、そのうち、それが無意味・不正解、根本的解決ではないことを悟り、絶望に陥る。, これが、例えば、当初は主人公たちは全然別の方法を思いついてしかし失敗、再度のなんとか成分がとか原子構造がとか動力源がとか分析のアイディアの出し合いにより、「血液固めればいいんじゃね」ということに気づく…とか、苦労してバトルして血液凝固剤注入したけど無駄でした⇒博士の残したデータの解析⇒凝固だけじゃ足りないのかもとか注入方法の工夫が足りないとか試行錯誤して最終決戦、, 専門用語を並べ立てた応酬、会議会議、チーム内の協力…の配置が、物語に機能していると言えるし、純粋に映画としてのカタルシスと、内容を理解できる者にとっては、そうだったのか!と、謎解き的、知的カタルシスをも生む。, しかし最初に、後半の最終作戦までの部分は、もっと無駄、と書いたように、実際はそういう構造ではない。, 主人公たちが序盤の方で気付いた最終解決策がほぼそのまま最終作戦なのだ。博士の残したデータの分析で抑制剤がプラスされはするが大方まあ正解なのだ。そしてちょっとやられたりはするが成功しちゃうのだ。, だったら後半部の、なんとか成分がとか原子構造がとかなんとか博士の分析が云々という難しげなやり取り、本当はいらないじゃん。だって序盤に示された正解が正解ということを補強しているだけである。, つまりほとんど、「米国が核爆弾落としちゃうかもヤバい!どうする!」という物語の都合上、(間に合わないかも!)という時間稼ぎに配置されているだけだが、そんなの、間に合うのは分かる。フィクション鑑賞時のルールとして。, ラストの作戦がショボい、という感想はちらほら見かけるが、本当は、作戦がショボいことがカタルシスを生んでいないのではない。ほぼ最初に示された正解通りのまま終わるから、あれ?となるんである。かつ、人物たちの早口の分析から判明していく真相に、なるほど、そういうことだったのか!という知的快楽も得られない。, 以上の理由から、「難しいから子どもには面白くないかも~」と言っている人こそ、本当に理解しているのだろうか、煙に巻かれているだけじゃないの、という感じだが、, 「小難しい」というだけで、煙に巻かれて何か凄いものを観た気になる一部の人間、ないしは、凄いものを観た、観客に媚びてない=芸術的=作品の価値が高い と「思いたがる」(言いたがる)(だってつまらないと言ったら理解できなかったと思われる、バカだと思われる)類いの鑑賞者にとっては、演出上の効果はあるのかもしれない。いや、あった。, やれ家族の絆だ恋愛だお涙頂戴だ感動だの分かりやすい浅い作りにしなくても、クリエイターが作りたいものを大衆に媚びずに作っても、観客はちゃんと素晴らしいものを評価できることが~, みたいな、自分が一番「一般人」(こういう言い方をする映画マニア、てめえもただの一般人だろって感じだよなマジで)を馬鹿にしている上から目線の物言いで、無邪気にキャッキャッと、ハリウッドに勝ったとか邦画も捨てたもんじゃないとか喜んでいる場合だろうか。いまだに。, むしろ、近年、「マッド・マックス」とか、「ズートピア」のような、戯画化によって現在蔓延る社会問題の構造を鋭く炙った作品でありつつ、かつ、子どもでも純粋に楽しめるくらい映画として高いエンターテイメント性を持った作品が海外から出て話題を呼んだ中で、, まだ、大衆に媚びてないから一般人は難しくてついてけないだろうけど~チラッチラッ みたいなことを言ってはしゃいでいる段階って、それこそ完全に「敗北」だと思いますけどね。, ゴジラは放射能をばら撒きます。核融合は中性子をばら撒きますが放射能はばら撒きません。ゴジラの動力となっているものは核分裂であり核融合ではありません。はい論破。. 小川真由美 原子力規制庁職員:黒田大輔, 妹尾青洸 まあ、言いたいことは分かる。 でもな、こういうナショナリズムを隠したフリして隠せてない作品が受け入れられてしまうのも ブサヨ含めた個人主義の左翼団体が、全然個人主義自由主... 結局いつものウヨの大好きな日本Sugeeeeeeだしな。はてなの知識人としては断固として拒否してシンゴジラ焼き討ちデモでもするべき駄作だろう。. 内閣府特命担当大臣:中村育二, 警察庁危機管理担当要員:加藤厚成 「シン・ゴジラ」の場合、自衛隊が次々に攻撃することが小・トラブル、そして米軍がやってきてダメージを与えられたように見えるのがまやかしの勝利のように見えるが、そうではない。っていうか見えるがって書いたが見えない。 シン・ゴジラと映画の部屋 , まあまあ読みやすくなったじゃん。やればできるじゃん。 2. 事故原発にヘリからバケツで水を入れる(かける)作戦 殆ど入らなかったけど それが全部原発内に入って成功する みたいな そんな発想 自分のぱっと考えたやり方や思い付きが通用す... http://anond.hatelabo.jp/20160805000418 さて上記↑のシンゴジラについて長々と感想を書いた増田です。 私の意見を要約すると。 ・大絶賛の嵐だからこそあえて批判したい。 ・シン・ゴジラっ... >これは「息の長い芸人・TVのコメディアン」のテクニックとか処世術とでもいうのかな。 いや、エンタメ作家のプライドでしょう。虚構に軸足を置くことに対するプライド。そこから... 1. ここで似たような議論やってる。 http://anond.hatelabo.jp/20160806000729 んでこのトラバでも書いたんだけど、あの作品で伝えたかったことって「重大な危機であっても、みんなが一丸となって... 絶賛するしかないってバカか、そんな事したらあらゆる方面から軍国主義の復活って叩かれるわ 人命主義でもなんでもない. 経済産業省官僚:野間口徹

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