ラピアクタ 作用機序

39)Rennecke J et al., R-118958, a unique anti-influenza agent: safety, tolerability and pharmacokinetics (PK) in healthy male volunteers. ラピアクタ(一般名:ペラミビル)はインフルエンザの治療に使用される注射薬です。ラピアクタの添付文書などから特徴や効果、作用機序、使い方、腎機能に応じた使用量、予防投与の可否、副作用、薬価などについて解説します。 当委員会は、2010年1月25日には、新規抗インフルエンザ薬ペラミビル(ラピアクタ ® )がわが国で発売されるにあたって、「新規薬剤を含めた抗インフルエンザ薬の使用適応について」の提言 6) を発表 … 小児:通常,ペラミビルとして1日1回10mg/kgを15分以上かけて単回点滴静注するが,症状に応じて連日反復投与できる。投与量の上限は,1回量として600mgまでとする。, ラピアクタは腎臓から排泄される薬であり、腎機能が低下している場合には用量を減らして使用する必要があります。腎機能の指標にはクレアチニンクリアランス(Ccr)という指標が用いられます。クレアチニンクリアランスは腎臓が身体の老廃物を排泄する能力と考えることができ、ラピアクタはこのクレアチニンクリアランスに基づいて使用量が調整されます。, 出典:ラピアクタ 添付文書 43th Annual ICAAC Meeting (2003) F-1830 �8P�q�yf���T>��m2Z�x�>��;F�"�HV�t��K�w�ث�Uc�@U6=�#�Ws��ͪW�k�UF�Z�W 43th Annual ICAAC Meeting (2003) F-1833 Bioorg Med Chem Lett 2009; 19: 2938-40. 28)Watanabe A, Chang SC, Kim MJ, Chu DW, Ohashi Y: MARVEK Study Group. 2008; 80: 150-7. 40)Furuta Y, Takahashi K, Fukuda Y, Kuno M, Kamiyama T, Kozaki K, et al., In vitro and in vivo activities of anti-influenza virus compound T-705. Injectable peramivir mitigates disease and promotes survival in ferrets and mice infected with the highly virulent influenza virus, A/Vietnam/1203/04 (H5N1). In vitro and in vivo characterization of new swine-origin H1N1 influenza viruses. Antiviral Res.2002 Jun; 54(3): 143-7. The Japanese Association for Infectious Diseases, Clostridioides(Clostridium)difficile感染症診療ガイドライン, http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/dl/infu091013-01.pdf, http://www.cdc.gov/mmwr/PDF/wk/mm5816.pdf, http://www.whitehouse.gov/assets/documents/PCAST_H1N1_Report.pdf, http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/taisaku.html#taisaku02. Nature 2009; 460: 1021-5. 4 0 obj ペラミビル(ラピアクタ®) 8)Bantia S, Arnold CS, Parker CD, Upshaw R, Chand P. Anti-influenza virus activity of peramivir in mice with single intramuscular injection. オセルタミビルの使用を考慮するが、経静脈補液を行う場合、その他の事情により静注治療が適当であると医師が判断した場合にはペラミビルの使用を考慮する。なお、吸入投与が可能な例ではザナミビル、ラニナミビルの投与も考慮する。また、前述したように、ペラミビルの増量例や反復投与例における安全性は慎重に観察すべきである。, B群.外来治療が相当と判断される患者。 イナビル、タミフル、リレンザ、ラピアクタ、シンメトレルの違い. Antiviral Research 2009; 82: 95-102. 用法・用量:現在、申請準備中である Antiviral Res. endobj ペラミビル(ラピアクタ®) Comparison of efficacies of RWJ-270201, zanamivir, and oseltamivir against H5N1, H9N2, and other avian influenza viruses. endobj Antiviral Res. 25)Koyama K, Takahashi M, Oitate M, Nakai N, Takakusa H, Miura S, et al. Clin Infect Dis.2009 Jan 1; 48 Suppl 1: S3-13. 年齢制限:特になし(低出生体重児、新生児の安全性は確立していない) 3)日本感染症学会新型インフルエンザ対策委員会:社団法人日本感染症学会提言 2010-01-25~新規薬剤を含めた抗インフルエンザ薬の使用適応について~.日本感染症学会,http://www.kansensho.or.jp/,2010年1月25日 MMWR 2009 May1; 58(16): 433-435. http://www.cdc.gov/mmwr/PDF/wk/mm5816.pdf 34)小林慶行:いま期待されている抗インフルエンザ薬―「1回投与」の治療薬がまもなく出現. 小児;10歳未満の場合、ラニナミビルオクタン酸エステルとして20mgを単回吸入投与する。 21)Sugaya N et al., Efficacy and safety of intravenous peramivir in children with 2009 pandemic A(H1N1) influenza virus infection. 現時点ではノイラミニダーゼ阻害薬の抗インフルエンザ薬としては唯一の注射薬となり、また、1回の注射でインフルエンザに対する効果が期待できる特徴があります。同じインフルエンザ治療薬のタミフルやリレンザは1日2回、5日間の使用が必要となるため、ラピアクタには飲み忘れなどのリスクが少ないというメリットがあります。, ラピアクタの使い方は1回15 分以上かけて点滴をします。医師の判断により症状に応じて連日反復投与も可能となります。 耐性の問題:小児の治験では約6%に3倍以上のIC50の増加が見られた。主に、オセルタミビルと交差耐性を有するH275Yの変異ウイルスである, 2)イナビル®(ラニナミビル)23-39) オセルタミビル(タミフル®) �� S/�\��q9�?� � Intramuscularly administered neuraminidase inhibitor peramivir is effective against lethal H5N1 influenza virus in mice. 1)ラピアクタ®(ペラミビル)6-22) 剤型:経口投与製剤 10)CDC, Drug susceptibility of swine-origin influenza A (H1N1) viruses. 妊婦への安全性:妊娠中の投与に関する安全性は確立していない 35)Yamashita M et al., R-118958, a unique anti-influenza agent: a prodrug form of R-125489, a novel inhibitor of influenza virus neuraminidase. 45)Smee DF, Hurst BL, Egawa H, Takahashi K, Kadota T, Furuta Y. Intracellular metabolism of favipiravir (T-705) in uninfected and influenza A (H5N1) virus-infected cells. 7)Govorkova EA, Leneva IA, Goloubeva OG, Bush K, Webster RG. A-I群:重症で生命の危険がある患者 %PDF-1.5 6)Boivin G, Goyette N. Susceptibility of recent Canadian influenza A and B virus isolates to different neuraminidase inhibitors. 妊婦への安全性:妊娠中の投与に関する安全性は確立していない 〒113-0033 東京都文京区本郷3丁目28-8 日内会館2F 化学 2009; 64(10): 18-22. オセルタミビル(タミフル®) 17)Yoshida R, Kobayashi Y, Kodama M, Kitano M, Sato A, Yamano Y. ペラミビル (Peramivir) はアメリカのバイオクリスト社 (BioCryst Pharmaceuticals) 開発のインフルエンザ用抗ウイルス薬である 。 日本での商品名は「ラピアクタ」。 概要. 41)Takahashi K, Furuta Y, Fukuda Y, Kuno M, Kaminaya T, Kozaki K, et al., In vitro and in vivo activities of T-705 and oseltamivir against influenza virus. いずれの薬剤もnaを阻害して感染した細胞からウイルスを離れられなくすることで感染の拡大を防ぎます。感染している細胞は細胞免疫によって排除されていきます。 イナビル Antimicrob Agents Chemother 2009; 53: 186-92. 20)Kohno S et al., Intravenous peramivir for treatment of influenza A and B infection in high-risk patients. 今回の新型インフルエンザでは、基礎疾患等のリスクの有無に関わらず、健康人であっても重症化する例がみられます。一方、新型インフルエンザに対するワクチンの接種においては、厚生労働省がハイリスクとなる基礎疾患を有するためにインフルエンザ症状あるいは基礎疾患・合併症が重症化する恐れの強い疾患群を優先対象としておりました4)。しかしながら、治療と予防とは分けて考えるべきです。インフルエンザの治療は外来治療が基本であり、大部分の例は外来治療で軽快いたしますが、前述の … ラピアクタ[ペラミビル]の作用機序. 日本感染症学会の新型インフルエンザ対策委員会・診療ガイドラインワーキンググループはこれまで、パンデミック(H1N1)2009インフルエンザ(以下、新型インフルエンザ)の流行・蔓延に対して幾つかの提言を行って参りました。「新型インフルエンザ診療ガイドライン(第1版)、2009年9月15日」1)で、「原則として、すべての病院と診療所がインフルエンザ患者の診療にあたることが新型インフルエンザ対策の要諦であり、ノイラミニダーゼ阻害薬の投与により、重症化を防ぎ入院や死亡を減らすことが最大の目標となる」旨を提言し、更に「一般医療機関における新型インフルエンザへの対応について(第2版)、2009年9月15日」2)において「わが国での新型インフルエンザ感染による被害が少ないのは、患者の早期受診と早期治療開始によるものと考えられ、今後の蔓延期においても可能な限り全例に対する発病早期からの抗インフルエンザ薬による治療開始が最も重要である」とも提言して、抗インフルエンザ薬の重要性を強調いたしました。また、「オセルタミビル(タミフル®)やザナミビル(リレンザ®)に続く新規治療薬の開発促進と早期承認が望まれる」との強い要望も出して参りました。2010年1月25日には、新規抗インフルエンザ薬ペラミビル(ラピアクタ®)がわが国で発売されるにあたって、「新規薬剤を含めた抗インフルエンザ薬の使用適応について」の提言3)を発表しました。さらに引き続いて、2010年10月に新規抗インフルエンザ薬ラニナミビル(イナビル®)が発売されたことにより、臨床現場における抗インフルエンザ薬の選択が拡大して参りました。 ���f���֣�τ��7VH?�Ⴥ9"=�x|F��3f�Gs��%{�����@ C�Q㛢���ث���z6� �W����ۃ�z�"��4���음�?�D�?>п�)I �'�jp�>�5#����$3����F�z;YӮ��Giiхȥ$�|�x�g����r��֚5_��Q�s.�9�D p�)vqzD��Š��T_�\GXTRE/;j�����R�[�K � �IPu �SkȫF! 年齢制限:特になし(吸入可能な患者、ただし、低出生体重児、新生児、乳児の安全性は確立していない) (ラピアクタⓇ)が臨床使用されている。現在,使用 されている抗インフルエンザ薬の作用機序として は,a 型及びb 型インフルエンザウイルスのノイ ラミニダーゼを選択的に阻害し,新しく形成された ウイルスの感染細胞からの遊離を阻害することでウ Antimicrob Agents Chemother 2002; 46: 977-81. ラピアクタ(ペラミビル)の作用機序:抗インフルエンザ薬 . 13)Hurt AC, Selleck P, Komadina N, Shaw R, Brown L, Barr IG. 臨床効果:成人を対象とした季節性のインフルエンザ感染症に対するオセルタミビルとの二重盲検比較試験で非劣性が確認され、特にウイルス消失率はオセルタミビルより有意に優れている。また、小児を対象とした季節性のインフルエンザ感染症に対するオセルタミビルとの二重盲検比較試験で優越性が確認されている。なお、この2つの比較試験では、オセルタミビルに低感受性のA/H1N1型(H274Yのアミノ酸変異)が過半数を占めたことを考慮する必要がある。ただし、このウイルスは現在流行していない 12)Bantia S, Parker CD, Ananth SL, Horn LL, Andries K, Chand P, et al., Comparison of the anti-influenza virus activity of RWJ-270201 with those of oseltamivir and zanamivir. x��\K��6���c�bG�����Ԓ��M�zONF�xs�>����⣛TS���{�b�X��������~}���������������ӻ���ׯ��������������}z���ϟ޼9M��4�}��i��A���__�����ĝ�;)9(&Oo���>�����ջ�z�����_-�>�Ho �m�ޝO;�68)OW}��|w9��~� }w��|bO�x�������O�? 新型インフルエンザウイルスA(H1N1)に対する活性:in vivoマウス感染試験でオセルタミビル、ザナミビルより強い抗ウイルス効果が確認されている 日本感染症学会では、2009年にA(H1N1)pdm09による新型インフルエンザ発生の際に、新型インフルエンザ対策委員会・診療ガイドラインワーキンググループを組織して幾つかの提言を行って参りました。「新型インフルエンザ診療ガイドライン(第1版)、2009 年9月15日」1)では、「原則として、すべての病院と診療所がインフルエンザ患者の診療にあたることが新型インフルエンザ対策の要諦であり、ノイラミニダーゼ阻害薬の投与により、重症化を防ぎ入院や死亡を減らすことが最大の目標となる … <> ザナミビル(リレンザ®) 930万人分 ④ ペラミビル(『ラピアクタⓇ』 作用機序:ノイラミニダーゼ阻害薬 剤型:静脈内投与製剤(点滴静注で用いる) 用法・用量:小児;通常,ペラミビルとして1 日1 回10mg/kg を15 分以上かけて単回点滴 静注するが,症状に応じて連日反復投与できる。 それでは恒例名前の由来から。まずはタミフルからいきましょう。 タミフルは”TAMIFLU”と表記されますが、これは原薬名のオセルタミビル(Oseltamivirから”tami”、インフルエンザ(Influenza)から”flu”を抜き出し組み合わせ命名されました。一般名はオセルタミビルです。 続いてリレンザ。リレンザは”RELENZA”と表記されますがrelieveとinfluenzaを組み合わせたものです。relieveは緩和する、軽減する、解放するなどの意味を持ちます。これは作用そのまんまですね。一般名はザナミビルです。 続いて … ]*�:t�mpejt4��'4ώ�k؏�9� q{6��m�a�����P�Af]��*%Bx�B���AD�.���I\�H��n�\�� ���PM� �FԲLɱg���< CS-8958, a prodrug of the novel neuraminidase inhibitor R-125489, demonstrates a favorable long-retention profile in the mouse respiratory tract. 蛋白質 核酸 酵素 2009; 54: 1284-91.   なお,年齢,症状に応じて適宜減量する。 Antimicrob Agents Chemother 2005; 49: 981-6. Antiviral Chemist Chemther 2003; 14: 235-41. <> 吸入薬としての注意:同効の吸入薬のザナミビル(リレンザ®)において、気管支喘息患者に使用した際に気管支攣縮の報告がみられている(海外報告例であり、わが国では報告がない)。気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者に対してこれらの吸入薬を使用するときは留意すること。また、単回吸入にて治療が終了するため、確実な吸入が求められる。特に小児については、医療従事者や保護者が吸入を確認することが望ましい。このため、綿密な服薬指導を行うことが望まれる。, 3)ファビピラビル(T-705)23,40-47) 46)古田要介, 新規抗インフルエンザウイルス剤 T-705、―抗インフルエンザウイルス作用ならびに阻害メカニズム―. 37)Ito K et al., R-118958, a unique anti-influenza agent: preclinical safety studies. 既存のノイラミニダーゼ阻害薬(タミフル、リレンザ、イナビル、ラピアクタ)、ポリメラーゼ阻害薬(アビガン)との作用機序の違いや服用方法の違いについても記載していますので是非ご … オセルタミビルの使用を考慮するが、経静脈補液を行う場合、その他の事情により静注治療が適当であると医師が判断した場合にはペラミビルの使用を考慮する。なお、肺炎を合併しているこの群の患者では吸入剤の効果は限定されると考えられるため、吸入用製剤を投与適応から除外した。また、前述したように、ペラミビルの増量例や反復投与例における安全性は慎重に観察すべきである。, A-2-2群:生命に危険は迫っていないが入院管理が必要と判断され、肺炎を合併していない患者。 29)Sugaya N, Ohashi Y. Long-acting neuraminidase inhibitor laninamivir octanoate (CS-8958) versus oseltamivir as treatment for children with influenza virus infection. ラピアクタ(ペラミビル)の作用機序は、 ノイラミニダーゼ阻害薬 と呼ばれる。 インフルエンザウイルスが増えるには、細胞への吸着→侵入→脱殻→複製(転写)→出芽→放出といった過程が必要になる。 1)ラピアクタ ® (ペラミビル) 6-22) 作用機序:ノイラミニダーゼ阻害薬 剤型:静脈内投与製剤(点滴静注で用いる) 用法・用量:成人;通常、ペラミビルとして300mgを15分以上かけて単回点滴静注す … オセルタミビル(タミフル®) 1240万人分 Therapeutic effect of peramivir (S-021812, BCX-1812) after single intravenous treatment of mice infected with influenza A and B viruses. 小児;通常、ペラミビルとして1日1回10mg/kgを15分以上かけて単回点滴静注するが、症状に応じて連日反復投与できる。投与量の上限は、1回量として600mgまでとする。 �[�U�qx��m�F�]�'L�X*q 32)小林慶行:LANI(Long-Acting Neuraminidase Inhibitor)- CS-8958, 探索から開発まで-. <>>> 10歳以上の場合、ラニナミビルオクタン酸エステルとして40mgを単回吸入投与する。 剤型:静脈内投与製剤(点滴静注で用いる) Antimicrobial Agents Chemother,2001 Apr; 45(4): 1162-7. 2)日本感染症学会新型インフルエンザ対策ワーキンググループ:日本感染症学会緊急提言「一般医療機関における新型インフルエンザへの対応について」第2版.日本感染症学会,http://www.kansensho.or.jp/ 2009年9月15日 2 0 obj オセルタミビル(タミフル®) 38)Nakai N et al., R-118958, a unique anti-influenza agent: pharmacokinetics and metabolism after intranasal/ intratracheal administration to rats and mice. 43th Annual ICAAC Meeting (2003) F-1834 最新 抗インフルエンザ薬の作用機序と使いわけ (1)作用機序から見た抗インフルエンザ薬─新規薬剤バロキサビル マルボキシルを含めて (2)抗インフルエンザ薬の種類と特徴,使いわけと安全性 (3)症例から考える抗インフルエンザ薬の治療 Clin Infect Dis 51: 1167-75, 2010. 日本呼吸器学会では、市中肺炎の重症度および入院について以下の基準5)を示している。, A-2群:生命に危険は迫っていないが入院管理が必要と判断される患者。A-1群には該当しないが医師の判断により入院が必要と考えられる患者、合併症等により重症化するおそれのある患者、などがこれに当たる。なお、この群を、肺炎を併発している群と、肺炎を併発していない群との2つに分ける。, B群.外来治療が相当と判断される患者:上記A群のいずれにも該当しないインフルエンザ患者。, 新規抗インフルエンザ薬について(一部再掲) 5)日本呼吸器学会「呼吸器感染症に関するガイドライン」成人市中肺炎診療ガイドライン、2008 4)厚生労働省:新型インフルエンザワクチンの優先接種の対象とする基礎疾患の基準手引き、http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/dl/infu091013-01.pdf 平成21年10月13日 ペラミビル(ラピアクタ®) J Antimicrob Chemother 2009; 64: 741-6. ��*x�Ȣ!�R�����ZD�4S3ka��6|FAg٤W�l�-Ö��di�B�As߄;_0���� q�Vu5c�C�|x���?՘�RZ��J�^���^�bv��eԼ�4uNɚnc: 2006; 69: 39-45. Antimicrob Agents Chemother 2009; 53: 4845-51. Copyright © The Japanese Association for Infectious Diseases All Rights Reserved. http://www.whitehouse.gov/assets/documents/PCAST_H1N1_Report.pdf CURRENT THERAPY 2006; 24: 1102-1105. 9)Boltz DA, Ilyushina NA, Arnold CS, Babu YS, Webster RG, Govorkova EA. M1s��Wj��M��E�Q�bJF�xi2�75�1���*9<4c�=�hK�ow܊�AA>xrt)f���^��s�\:O�Ϡz�k! E-mail:info@kansensho.or.jp Ssusceptibility of highly pathogenic A (H5N1) avian influenza viruses to the neuraminidase inhibitors and adamantanes. 22)Executive office of the president, President's council of advisors science and technology, REPORT TO THE PRESIDENT ON U.S. PREPARATIONS FOR 2009-H1N1 INFLUENZA, August 7,2009. 36)Yamashita M et al., R-118958, a unique anti-influenza agent: single administration shows high efficacy for both prophylaxis and treatment. 新型インフルエンザウイルスA(H1N1)に対する活性:in vitroではオセルタミビルやザナミビルより強い抗ウイルス活性が確認されている ラピアクタの用法用量の詳細は以下の通りです。, 成人:通常,ペラミビルとして300mgを15分以上かけて単回点滴静注する。  また、これら4種類のノイラミニダーゼ阻害薬とは異なる作用機序をもつT-705(ファビピラビル、RNAポリメラーゼ阻害薬)も最終の承認申請の段階に入ろうとしています。抗インフルエンザ薬の選択肢が増えているこのような状況を受けて本委員会は、インフルエンザ患者のリスクに応じた抗インフルエンザ薬の適正な使用が行われることを考える指針をあらためて以下のように提言いたします。なお、新規の薬剤に関して得られている情報は限定的であり、今後、種々の新たな情報・成績が多数発表・報告されるので指針の修正・変更は不可避です。近い将来においてその使用適応は再度、修正・変更される可能性が高いことをも付け加えたいと思います。, 今回の新型インフルエンザでは、基礎疾患等のリスクの有無に関わらず、健康人であっても重症化する例がみられます。一方、新型インフルエンザに対するワクチンの接種においては、厚生労働省がハイリスクとなる基礎疾患を有するためにインフルエンザ症状あるいは基礎疾患・合併症が重症化する恐れの強い疾患群を優先対象としておりました4)。しかしながら、治療と予防とは分けて考えるべきです。インフルエンザの治療は外来治療が基本であり、大部分の例は外来治療で軽快いたしますが、前述のようにさしたる基礎疾患のない健康人が重症化して中には死亡に至る例もある現在、治療の場の選択や治療様式の判断においては基礎疾患の有無やその程度に関わらず患者の重症度そのものが重視されるべきです。さまざまな剤型の治療薬が揃ってきた現在、本委員会は抗インフルエンザ薬の適応と使い分けを下記のように提案いたします。, A群.入院管理が必要とされる患者 26)Yamashita M, R-118958, a unique anti-influenza agent showing high efficacy for both prophylaxis and treatment after a single administration: from the in vitro stage to phase I study. }x(��O��#u�� #�g���M�˫��̭w��EL�녙E3sQ���,�0sM�o�>�b�98S���.l7xwFi�� *1 L/�.�s7�xF��܆��b�4V�Ū��*HDAQU(Z��b8`���]�u|`zC�3xpg�"�2�����.I=���*;�;~��A�h�b�z�8�-(?3�G�V��y��Qs�=�E�[F�����Rr5)�YI�,��;V�j�������D�4�vKHN^����(�} �>0ו��fP��Ϩ�L� �������;3h�/qbSʜ�����;��UI�'��Ԅ~��i��l�V���Fuh�! 豚由来新型H1N1インフルエンザウイルスに対する活性:in vitroで季節性インフルエンザに対する効果と同等の強い抗ウイルス活性が確認されており、in vivoマウス感染試験ではオセルタミビルやザナミビルと同等以上の強い抗ウイルス効果が確認されている, 以下は成人患者に対する使用指針であり、小児患者への投与に関しては各薬剤の使用指針に従って適宜減量する。なお、来シーズン以降に実用化される見込みのファビピラビル(T-705)については、今後然るべき時に追加記載する予定である。なお、わが国ではオセルタミビル、ザナミビル、ラニナミビル、ペラミビルと4種類のノイラミニダーゼ阻害薬が臨床現場で使用されているが、原則として、ノイラミニダーゼ阻害薬同士の併用は避けるべきである。オセルタミビルとザナミビルの併用では、オセルタミビル単独よりもウイルス学的、臨床的に、効果が低下することが報告されている48)。なお、以下には各群ごとに推奨の順に薬剤を示した。, A群.入院管理が必要とされる患者 剤型:吸入粉末剤 Antimicrob Agents Chemother 54: 2575-82, 2010. PLoS Med 2010; 7(11): e1000362 ラピアクタ(一般名:ペラミビル)はインフルエンザの治療に使用される注射薬です。ラピアクタの添付文書などから特徴や効果、作用機序、使い方、腎機能に応じた使用量、予防投与の可否、副作用、薬価などについて解説します。 合併症等により重症化するおそれのある患者には,1日1回600mgを15分以上かけて単回点滴静注するが,症状に応じて連日反復投与できる。 ラピアクタ点滴静注液バイアル150mg 添付文書, ラピアクタの作用機序はインフルエンザウイルスのノイラミニダーゼ阻害によるものです。ノイラミニダーゼはインフルエンザウイルスが感染した人の細胞内で複製したのちに細胞外に遊離する際に必要となる酵素であり、ラピアクタはこの酵素を阻害することでインフルエンザウイルスの増殖を抑制します。 43)Sidwell RW, Barnard DL, Day CW, Smee DF, Bailey KW, Wong MH, et al., Efficacy of Orally Administered T-705 on Lethal Avian Influenza A(H5N1)Virus Infection in Mice. 毎年、冬になると猛威を振るう感染症としてインフルエンザが知られています。ウイルスによって引き起こされる感染症であり、原因ウイルスをインフルエンザウイルスと呼びます。 Medical Science Digest 2009; 35: 461-466. Antimicrob Agents Chemother 2010; 54(11): 4568-74. 47)古田要介、白木公康、SidewellRobert W. 新規抗インフルエンザウイルス剤 T-705, Medical Science Digest 2008; 34: 640-3. 23)Itoh Y, Shinya K, Watanabe T, Sakoda Y, Hatta M, Muramoto Y, et al. ;�B��O�|L����nIX��R��bK�M��H�Ɵ�Z{?�%K��|��;�(��� �8S�*�t��������̓�.�B�S��%�bT (W]�f��us��1A��h�)� 7�)�l���?��`�;KK����K��y�5�ۊ��-H��r�xj�[�Z9*�&�G���ȭӰ� ��Ϝ�b+@/�������"��/xGC�qGĚ N�+��)�]���c(���jaϕ`[>��^v{'L;G� �� 9��^׵#[���N|}G��ؓ�����i��5Cݯ���3_����j��DI�I�Y�u%�F�I�@a�� J��eb]s��A��i� *���bf+=J�u�\l�[+�7!���BAw�x,Ni~J�ȝ�,���Za��ŝ�=if,����g�E���b�hn��6ֵ��b�.�I���� �T׌F�#��Z�L�]A�o�E�Z{Au� �. 用法・用量:成人;通常、ペラミビルとして300mgを15分以上かけて単回点滴静注する。合併症等により重症化するおそれのある患者には、1日1回600 mgを15分以上かけて単回点滴静注するが、症状に応じて連日反復投与できる。なお、年齢、症状に応じて適宜減量する。 重症例に対する臨床効果:これまで42例のハイリスク症例に対する反復投与の成績が得られているが、重症例におけるエビデンスは確立されていない 作用機序:RNAポリメラーゼ阻害薬 A-I群:重症で生命の危険がある患者。たとえば、昇圧薬投与や人工呼吸管理等の全身管理が必要な例、肺炎・気道感染による呼吸状態の悪化例、心不全併発例、精神神経症状や意識障害を含むその他の重大な臓器障害例、経口摂取困難や下痢などによる著しい脱水で全身管理が必要な例、などがこれに当たる。, 【参考】 ペラミビル(ラピアクタ®) 臨床効果:成人を対象とした季節性のインフルエンザ感染症に対するプラセボとの二重盲検比較試験でインフルエンザ罹病期間においてプラセボに対する優越性が確認され、特に、治療開始24時間後の平熱への回復率はオセルタミビルより有意にすぐれている。また、オセルタミビルとの成人対象二重盲検比較試験でインフルエンザ罹病期間における非劣性が確認されている。小児の新型インフルエンザ患者を対象とする試験は、open labelでnon-randomized、non-controlledで実施された。(論文投稿中)。なお、オセルタミビル対象の成人対象二重盲検比較試験では、オセルタミビルに低感受性のA/H1N1型(H274Yのアミノ酸変異)が過半数を占めたことを考慮する必要がある。ただし、このウイルスは現在流行していない ラピアクタ(一般名:ペラミビル)はインフルエンザの治療に使用される注射薬です。ラピアクタの添付文書などから特徴や効果、作用機序、使い方、腎機能に応じた使用量、予防投与の可否、副作用、薬価などについて解説します。, ラピアクタは一般名をペラミビルといい、シオノギ製薬が製造販売しているインフルエンザに対して効果のある注射薬です。インフルエンザウイルスのA型、B型に効果があります。添付文書の記載の効能効果は以下の通りです。, ラピアクタ点滴静注液バッグ300mg/ 49)厚生労働省:平成22年度,今冬のインフルエンザ総合対策について. 慢性呼吸器疾患患者への有用性:現在、臨床試験実施中 ザナミビル(リレンザ®) stream 11)吉田 立、児玉 誠、山野佳則:新規抗インフルエンザウイルス剤ペラミビル, Medical Science Digest 2008; 34: 644-7. ラニナミビル(イナビル®) ペラミビル (Peramivir) はアメリカのバイオクリスト社 (BioCryst Pharmaceuticals) 開発のインフルエンザ用抗ウイルス薬である 。 日本での商品名は「ラピアクタ」。 概要. 社団法人日本感染症学会・新型インフルエンザ対策委員会(岩本 愛吉、渡辺  彰、青木 洋介、荒川 創一、石田  直、岩田  敏、岡部 信彦、賀来 満夫、菅谷 憲夫、三笠 桂一、三鴨 廣繁、安岡  彰) ただし、ラピアクタは発売後にアナフィラキシーという重大な副作用が稀に起こることが報告されています。アナフィラキシーは薬の使用後に血圧低下、顔面蒼白、冷汗、呼吸困難、蕁麻疹などが起こる一種のショック状態です。中には死亡に至るケースもあり、残念ながらラピアクタでもアナフィラキシーによる死亡例が報告されています。頻度としては非常に稀と言えますが、このような副作用の可能性も起こりうることを知っておき、上記のような症状が複数観察されるような場合には直ちに医師の処置を受けましょう。, ラピアクタの薬価はラピアクタ点滴静注液バッグ300mgが6216.0円、ラピアクタ点滴静注液バイアル150mgが3338.0円となります。

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